カカオ豆輸入のお話

フーズカカオの幹となる商品、カカオ豆。カカオ豆がなくては始まらないんです。

インドネシアから初めて輸入した時のお話。

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まず大事な事。輸出側の手続き!

我らがヒーローの現地パートナー、ルースは所謂グリットがある人物で、ターゲットを設定すると猪突猛進で行動してくれる頼もしいパートナー。

カカオ豆の輸出も経験がなかったのに、植物検疫やら税関やらの審査をクリアさせ

無事に(?)羽田空港へカカオ豆を飛ばしてくれたのでした。

ー「無事に(?)」にハテナが付いている理由ー

今回輸入に当たって通関業者さんも選定、相談、見積もりまで出してもらって、

さあ、いつ輸出完了するかな?と思っていたところ。

インドネシア側では貨物のパッケージングで指導が入っていたらしく、なかなか来ない。

ある日

「今から送るから!よろしく!」

えっ、エア(航空便)ですよ。到着明日?明後日?こりゃ早く通関業者に連絡しないと。

ルースから送られてきた書類チェックしてさぁ連絡!と思っていたところ、書類を見た代表がインドネシアより一言「羽田に送ることになってるけど大丈夫?」

・・・

あれあれあれ〜、成田に送ってって伝えてたのに!!!

ルースも珍しくうろたえる。「羽田じゃダメなの???」

お願いしていた通関業者さん、羽田での通関免許持ってないのですよ(汗)

・・・

通関業者さんに速攻TEL。

筆者「あの、、、すみません。インドネシアから、羽田に送っちゃったみたいで。。。」

通関業者さん「あ〜、それでは今回は弊社でお手伝いする事が出来ませんね。。。そうなるとご自身で通関されるという手も。。。」

自分で?通関?通関業者さんに頼まないといけないんじゃないの???

その日関係各所連絡し、指示を仰ぐ。どうやら自分で通関させる方法があるらしい。

ルースにも伝えて安心させる。

業者に依頼せずに自分で通関業務を行う事は「セルフ通関」と呼ばれています。

自分で出来ちゃうなんて知らなかったので、筆者は以前輸入した時、通関業務を委託して

お給料の1ヶ月分以上払いましたよ。

・・・

そんな訳で、図らずもセルフ通関をする事に。

そこからカーシェアを手配し、貨物到着日に空港へ。ここからは実際にセルフで通関させる場合の一連の流れをご紹介します。必ずしも同じ流れになるとは限りませんので、ご参考程度に!

輸入レポート 2018.8

ー羽田空港着航空便 セルフ通関編ー

◾︎ 貨物を受け取りに行くまでにする事 ◾︎

【事前に輸出者から受け取っておくもの】

① Invoice

② Packing List

③ Certificate of Origin

④ Phytosanitary Certificate

⑤ AWB(Airwaybill)

⑥ EPA (必要であれば)

→全てオリジナルは貨物と共に送付されるので、PDFをメールなどで送ってもらう。

【受け取り時持ち物】

① 上記書類のコピー

② 社印

③ 荷ほどき用の道具(テープ、ハサミ、ニッパー、軍手、結束バンドなど)

④法人番号

【連絡先】

TIACT(03–5757–7595)

植物検疫(03–5757–9792)

食品監視課(TEL:03–6847–9320 FAX:03–6847–9321)

羽田税関支署特別通関部門(050–5533–6969)

→事前に連絡しておくとスムースです。

◾︎ 貨物到着日|来場編 ◾︎

① 輸出者に到着日時を確認し、到着時間を過ぎたら東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)へ(http://www.tiact.co.jp/ 03–5757–7595) Telで貨物が到着しているか確認。AWB No. とフライトNo.があれば到着しているか教えてくれる。

②受け取り可能であれば、TIACTへ車または電車で行く。

車の場合は国際貨物ターミナルまで行き、ゲートを通って入構証を受け取り入場。控えは訪れた窓口でハンコをもらう。

③車は「東京国際貨物ターミナル全体配置図」のオレンジの部分に駐車する。

◾︎ 貨物到着日|手続き編 ◾︎

① 全体配置図AのTIACTエアラインカウンターへ行き、

AWB No. フライトNo.を提示して

・ D/O (Delivery of Order)

・ Invoice

・ Packing List

・ Certificate of Origin

・ Phytosanitary Certificate

・ AWB(Airwaybill)

・ EPA (必要であれば)のオリジナルを受け取る。

② 書類を持って全体配置図BのTIACT上屋サービスカウンターへ行き、植物検疫のための横持ち申し込みをする。

※カカオ豆は「穀物」で申し込み。

※500kg超える場合は横持ち申し込みした後、植防で「全量検査」か「抜き取り検査」を確認し、TIACTに連絡する。

③ 羽田空港貨物合同庁舎へ行く。植物検疫カウンターで検査申し込み。

Phytosanitary Certificateを提出。

※ここで注意したいのが、パッキングリストとPhytosanitary Ceritficateに記載してある重量及びパックの数値。パッキングリストの方が多いと、検査対象の全てがカバーされていないため、検査する事が出来ず差戻しor廃棄になる。

④ 検査場へ行き、貨物が倉庫から出庫されて運ばれているか確認。

⑤ 自分の貨物が検査部屋前に到着していたら、検査官に連絡。指示された検査対象を部屋に運び込む。

※検査のための袋の開閉に使うハサミ、ニッパー、結束バンド、テープなどは検査依頼者が持参する。

⑥検査が終わったら、TIACT上屋カウンターへ連絡して貨物を戻してもらう。

⑦ 3F食品監視課で検査申し込み。食品申請書を記入。

<食品等輸入届出関係コード表>

https://bbs.naccscenter.com/naccs/dfw/web/system/code/fains-code.html

<インドネシア輸出者/包装者バスケットコード>

IDZZ9999|輸出者

IDZZW999|包装者

※社印を必ず持参。訂正があった場合必要で、無い場合は再度来庁しなくてはならない。

⑧ 2F特別通関部門へ行き、NACCSで通関手続き。

入力は通関の職員の方もガイドして下さるので、分からない場合は指示を仰ぐ。

⑨ 許可が下りたら収税カウンターで支払いを行う。(現金のみのため注意が必要!)

⑩TIACT上屋サービスカウンターへ戻り、D/Oを渡して

代金を支払い(現金のみ)、貨物を受け取る。支持された駐車スペースに車を回し、

運ばれてきた荷物を確認してサイン、引き取る。

以上、羽田空港での貨物受け取りフローでした!

カカオ豆を小ロットで輸入する際の参考になれば幸いです٩( ‘ω’ )و

フーズカカオ株式会社

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