カカオ農園開発
Our Vision
私たちはテクノロジーの力を活用し、
「カカオ農園」と「お菓子の作り手」との間にスピーディな情報の循環を生むことで、
世界中のカカオから作られるお菓子のレベルを未知なる美味しさの領域へと引き上げます。
How We Do
① 農園から卸までを自社で管理
私たちは、カカオ豆の生産・加工から、輸入・卸までを全て自分たちで行っています。そのため、農園の情報をお菓子の作り手へ、お菓子の作り手の声を農園へ伝えることができます。
② 農園にテクノロジーの導入
循環した情報はプロダクトへと反映されて初めて、意味のあるものになると考えています。私たちは、農園のカカオ豆を加工設備に対し独自で開発をしたIoTを導入し、お菓子の作り手のニーズに応じた特徴を持つカカオ豆を、蓄積したデータを活用して再現しています。
③ 東南アジアでの農園開拓
日本から最も近いカカオの大規模生産エリアである東南アジアの農園を開拓することで、国内の作り手の方でも気軽に農園へと足を運んでいただける環境を作っています。
Enrekang Farm(Indonesia)
しかし、より標高の高い地域であるToraja(トラジャ)で高品質なコーヒーが栽培されるようになり、またTorajaの観光地が進んだことで、Enrekangのコーヒー産業は衰退してしまいました。Enrekangでは新しい産業が求められています。俗にカカオは標高が低く常に温暖な地域で育てるべきだと言われます。
しかし、標高1000m近いEnrekangでもカカオは栽培することが可能であり、朝晩の冷涼な気候もあり虫害も比較的少なく、生産量は少ないながらも安定的にカカオ豆を栽培し続けてきました。
Enrekangの中で熱意のある農家さんとWhosecacaoが協力して、Enrekangの新しい産業をつくるべく高品質のカカオ豆を開発し、作り手の皆様にお届けいたします。
Lampang Farm(Thailand)
Lampang(ランパーン)県はタイの北部にある地域です。この地域での農園開発はタイを拠点に活動をするThai Coffee and Cocoa Company(以下 TCAC)との提携により実現しました。TCACは、タイ北部のみならず、タイ全土のカカオ生産者に対してカカオ苗の提供や栽培のトレーニングを行い、収穫したカカオを集積・加工・輸出までを担っています。
Whosecacaoはエンレカン農園で蓄積したデータとノウハウや日本のチョコレート市場の情報を提供することで、タイ産カカオ豆の品質向上に貢献をしています。
Partners
「農園」と「お菓子の作り手」の間の情報の循環は、私たちの力だけでは生み出すことはできません。私たちの役割は、農園の情報を作り手に伝え、作り手が素材に対しての抱く声を農園に届けることです。以下は、農園に対する声を提供していただくことで、情報の循環を生む活動に貢献していただいているパートナーです。私たちは多種多様なパートナーと共に、未知なる美味しさの領域を目指します。
江戸の風情と下町情緒を併せもつ東京日本橋浜町にオープンしたHAMACHO HOTEL TOKYO併設のチョコレートショップ。日本ならではの食材を、チーフショコラティエである村田シェフの技術と経験で、チョコレートのメニューとして昇華させています。
イタリアに古くから伝わる「バーチ・ディ・ダーマ」を独自のアレンジを加えて作るブランド。「バーチ・ディ・ダーマ」は "貴婦人のキス" という意味を持つ、一口サイズのクッキー。鳥取県産大山バターや、奄美諸島産原料糖など、素材にこだわり、丁寧に手作りしています。
チョコレートをカカオ豆から製造する工場を持った東京都吉祥寺に軒を構えるショコラトリー。パティシエ自らが、カカオの買い付けから焙煎、製造の全てを自社の工場で行い、全ての工程において携わる製法でチョコレートを制作しています。
Contact
Whosecacaoのカカオ豆は原則、シングルエステート(単一農家)による小規模生産となります。一定量以上必要とされる場合やその他、東南アジアの農園開発事業に関してご興味がある方は下記よりお問い合わせくださいませ。