チョコレートOEMで健康素材を活かす方法|Bean to Barだからできる本物の機能性チョコレート

チョコレートOEMで健康素材を活かす方法|Bean to Barだからできる本物の機能性チョコレート

 

健康素材チョコレートのOEM、どこに頼んでも同じだと思っていませんか?

「プロテインを入れたチョコレートを作りたい」 「CBDチョコレートを商品化したい」 「野菜パウダーを使ったヘルシーなチョコを開発したい」

健康志向の高まりとともに、こうしたご相談が増えています。

でも、ちょっと待ってください。

健康素材を「入れる」だけなら、どのOEM会社でもできます。 既存のチョコレートを溶かして、健康素材の粉末を混ぜて、固め直す。技術的には難しくありません。

問題は、それで本当に美味しいチョコレートになるのかということ。

健康素材には独特の風味があります。プロテインの粉っぽさ、CBDの苦み、野菜パウダーの青臭さ。これらを「ただ混ぜる」だけでは、「健康のために我慢して食べるチョコレート」にしかなりません。

フーズカカオは、Bean to Bar製法で健康素材チョコレートを作ります。

カカオ豆の選定から焙煎、粉砕、調合まで一貫して行うからこそ、健康素材の風味を「隠す」のではなく「活かす」チョコレートが作れるのです。

この記事では、チョコレートOEMにおける製法の違いと、Bean to Barだからこそ実現できる健康素材チョコレートの可能性について詳しく解説します。

チョコレートOEMの製法は大きく2種類ある

健康素材チョコレートのOEMを検討する前に、まず知っておいていただきたいことがあります。

チョコレートOEMには、大きく分けて2つの製法があります。

【一般的なOEM】クーベルチュール加工

多くのOEM会社が行っているのは、この方法です。

  • 既製のクーベルチュール(製菓用チョコレート)を仕入れる
  • 溶かして、健康素材を混ぜる
  • 型に流して固める

工程がシンプルなので、コストを抑えやすく、納期も短いのがメリットです。

ただし、チョコレートの味自体は仕入れたクーベルチュールで決まってしまいます。健康素材との相性が悪くても、調整できる範囲は限られます。

【フーズカカオ】Bean to Bar製法

フーズカカオが採用しているのは、Bean to Bar製法です。

  • カカオ豆の選定から始める
  • 焙煎プロファイルを設計する
  • カカオ豆と健康素材を一緒に粉砕・磨砕する
  • チョコレート生地から一貫して作り上げる

工程は多くなりますが、健康素材に合わせてチョコレートの風味自体を設計できるのが最大の強みです。

なぜBean to Barだと「美味しい健康素材チョコレート」が作れるのか

「Bean to Barのほうが手間がかかるのはわかった。でも、味にそんなに違いが出るの?」

そう思われるかもしれません。具体的に説明させてください。

理由①:焙煎で「相性のいい風味」を設計できる

健康素材には、それぞれ固有の風味があります。

健康素材 風味の特徴
プロテイン 粉っぽさ、独特の甘み
CBD 苦み、草っぽさ
野菜パウダー 青臭さ、土っぽさ
抹茶 渋み、苦み

クーベルチュール加工では、これらの風味を「マスキング(隠す)」するしかありません。結果、大量の砂糖やバニラで誤魔化すことになり、本来のチョコレートの良さが失われます。

Bean to Barでは違います。

カカオ豆の焙煎プロファイルを調整することで、健康素材の風味と「調和する」チョコレートを設計できるのです。

たとえば:

  • プロテインチョコレート → ナッツ感の強いコラカ産カカオを高温焙煎。ローストの香ばしさがプロテインの粉っぽさを包み込む
  • CBDチョコレート → 酸味のあるエンレカン産カカオを低温焙煎。フルーティーな酸味がCBDの苦みを引き立てる
  • 野菜チョコレート → 花のような香りのランパーン産カカオ。繊細な風味が野菜の青臭さを上品に変換する

これは、クーベルチュール加工では絶対にできないアプローチです。

理由②:同時粉砕で「滑らかな一体感」が生まれる

一般的なOEMでは、完成したチョコレートに健康素材を「後から混ぜる」ことになります。

どうしても「チョコレート」と「健康素材」が分離した食感になりがちです。口に入れると、まずチョコレートの味がして、その後に健康素材の粉っぽさが残る——そんな経験はありませんか?

フーズカカオでは、カカオ豆と健康素材を同時に粉砕・磨砕します。

この工程により、素材同士が分子レベルで一体化。口に入れた瞬間から溶け終わるまで、チョコレートと健康素材が完全に調和した食体験が実現します。

「健康のために食べる」のではなく「美味しいから食べる。しかも健康にもいい」——そんなチョコレートが作れるのです。

粉末にできる健康素材であればチョコレートに混合可能


アミノ酸、オリゴ糖、CBD、ビタミン、プロテイン、野菜、プラントベース素材など、健康に良いとされる素材を混合した多様なチョコレート製品の開発実績があります。当社のプレミアムチョコレート×健康素材の相性の良いレシピやカタチを考案し、お客様の購買体験からじっさいの食体験を向上させるとともに栄養価の高い製品づくりを実現します。

素材同士を同時に粉砕・磨砕加工することで実現するオリジナル生地作り



カカオ豆と健康素材やナチュラル素材を同時に粉砕・磨砕することで、滑らかで口溶けの良いチョコレート生地を作り出します。当社ではカカオ豆からチョコレート生地を一貫して加工できる装置や加工ノウハウがあり、これらの素材とチョコレートの生地の物性を考慮し加工することが可能です。この方法により、素材本来の風味を最大限に引き出します。

理由③:カカオ成分を自由にコントロールできる

健康素材チョコレートでは、カカオ自体の健康効果も重要なポイントです。

カカオには、ポリフェノール、テオブロミン、食物繊維など、さまざまな健康成分が含まれています。Bean to Barでは、これらの成分をどれだけ残すか、どれだけ引き出すかを焙煎で調整できます。

  • 低温焙煎 → ポリフェノールを多く残す
  • 高温焙煎 → 香ばしさを引き出す(ポリフェノールは減少)

健康素材との組み合わせを考慮しながら、カカオ由来の機能性も最大化できるのがBean to Barの強みです。

 

風味やカカオ成分のカスタマイズが可能


カカオ豆のローストやブレンド方法を調整し、提供素材に合わせた独自のチョコレート風味を実現します。ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートのバリエーションや、カカオ成分のパーセンテージ、お客様の要望に応じて、フレーバープロファイルを調整することが可能です。

チョコレート形状のカスタマイズ


使用用途に応じて、チョコレートの加工形状を選べます。ブロック、粗砕き、フレークパウダー状など、さまざまな形状からお選びいただけます。健康素材を含んだチョコレートを飲料として提供される場合はフレークパウダー状がおすすめです。

 

Bean to Barで対応できる健康素材

フーズカカオでは、粉末にできる健康素材であれば、基本的にチョコレートへの混合が可能です。これまでの開発実績をご紹介します。

対応実績のある健康素材

カテゴリ 素材例
タンパク質系 ホエイプロテイン、ソイプロテイン、コラーゲンペプチド
糖質系 オリゴ糖、エリスリトール、ラカント
機能性成分 CBD、GABA、テアニン
ビタミン・ミネラル ビタミンD、鉄分、亜鉛
植物由来 野菜パウダー、スーパーフード、ハーブ
プラントベース オーツミルク、アーモンドミルク、ココナッツ

「こんな素材、チョコレートに入れられる?」 という段階からのご相談も大歓迎です。


製法の違いを比較:クーベルチュール加工 vs Bean to Bar

健康素材チョコレートOEMにおける、2つの製法の違いをまとめます。

項目 クーベルチュール加工 Bean to Bar
風味の調整 限定的(素材を隠す方向) 自由(素材と調和させる)
食感 素材が分離しやすい 一体感のある滑らかさ
カカオ成分 固定(仕入れたまま) 調整可能
ストーリー性 弱い 強い(産地・焙煎を語れる)
コスト 安い やや高い
開発期間 短い やや長い
独自性 低い 高い

どちらが良い・悪いではなく、目的によって使い分けるべきです。

  • 大量生産でコスト重視 → クーベルチュール加工
  • 味で差別化したい、ブランドを作りたい → Bean to Bar

パッケージデザインとトッピング


完成したチョコレートを板チョコレートとしてパッケージングし、さらに素材を上にトッピングするなどで、ビジュアルでの訴求も可能です。ギフト用や販売用としても最適です。

フーズカカオの健康素材チョコレートOEM|5つの強み

強み①:素材に合わせた焙煎プロファイル設計

健康素材の風味特性を分析し、相性の良いカカオ産地と焙煎方法を提案します。「混ぜる」のではなく「調和させる」アプローチで、本当に美味しい健康チョコレートを実現します。

強み②:同時粉砕による一体感のある生地づくり

カカオ豆と健康素材を同時に粉砕・磨砕することで、分離感のない滑らかな口溶けを実現。「チョコレートを食べたら、健康成分も一緒に摂れていた」という自然な食体験を提供します。

強み③:風味・カカオ成分の自由なカスタマイズ

ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートのバリエーションはもちろん、カカオ成分のパーセンテージも自由に調整可能。お客様の健康訴求に合わせたフレーバープロファイルを設計します。

強み④:用途に合わせた形状カスタマイズ

形状 用途
板チョコレート 小売・ギフト向け
ブロック 業務用・加工用
粗砕き トッピング・製菓材料
フレーク・パウダー 飲料・スムージー用

特に、健康素材チョコレートを飲料として提供したい場合は、フレーク・パウダー状がおすすめです。お湯やミルクにさっと溶けるよう、粒度を調整できます。

強み⑤:パッケージ・トッピングまで一貫対応

完成したチョコレートのパッケージングから、素材をトッピングしたビジュアル訴求まで対応可能。ギフト用、店頭販売用、EC向けなど、販売チャネルに合わせたご提案をいたします。


チョコレートOEM会社の選び方|健康素材チョコレートで失敗しないために

健康素材チョコレートのOEMを検討する際、確認すべきポイントをまとめました。

チェック①:製法を確認する

「健康素材チョコレート対応可能」と書いてあっても、製法がクーベルチュール加工なのかBean to Barなのかで、実現できることがまったく違います。

「美味しさ」で差別化したいなら、Bean to Bar対応のOEM会社を選ぶことをおすすめします。

チェック②:試作の柔軟性を確認する

健康素材チョコレートは、配合比率の調整が重要です。少量から試作できるか、何度も調整に付き合ってもらえるかを確認しましょう。

フーズカカオでは、1〜2kg分のチョコレート試作からご依頼可能です。

チェック③:健康素材の知見があるか確認する

健康素材には、加熱に弱いもの、油脂と相性が悪いもの、粒度によって食感が変わるものなど、さまざまな特性があります。

健康素材チョコレートの開発実績があるOEM会社を選ぶことで、失敗のリスクを減らせます。

チェック④:ストーリーを一緒に作れるか確認する

健康素材チョコレートは、「何が入っているか」だけでなく「なぜこの組み合わせなのか」を語れることが重要です。

Bean to Barなら、産地のストーリー、焙煎のこだわり、素材との相性まで語れます。マーケティングの武器になる情報を一緒に作れるパートナーを選びましょう。


よくあるご質問

Q. どんな健康素材でも対応できますか?

粉末にできる素材であれば、基本的に対応可能です。ただし、加熱に弱い成分(一部のビタミンなど)は、製造工程で失われる可能性があります。事前にご相談いただければ、最適な製法をご提案します。

Q. 最小ロットはどれくらいですか?

試作は1〜2kgから対応可能です。量産の最小ロットは、形状や仕様によって異なりますので、お問い合わせください。

Q. 開発期間はどれくらいかかりますか?

健康素材の特性や、求める味のレベルによって変わります。目安として、試作から量産まで2〜4ヶ月程度を見ていただければと思います。

Q. クーベルチュール加工と比べて、費用はどれくらい違いますか?

Bean to Barは工程が多い分、クーベルチュール加工より費用は高くなります。ただし、「味で差別化できる」「ストーリーが語れる」という価値を考えると、ブランド構築を目指すお客様には十分な投資対効果があると考えています。

詳しい費用は、素材や仕様によって大きく変わりますので、まずはご相談ください。


まとめ:健康素材チョコレートOEMは「製法選び」で決まる

健康素材をチョコレートに入れること自体は、どのOEM会社でもできます。

でも、**「健康のために我慢して食べるチョコレート」と「美味しいから食べたい。しかも健康にもいいチョコレート」**は、まったく別物です。

その違いを生むのが、製法です。

フーズカカオは、Bean to Bar製法で健康素材チョコレートを作ります。カカオ豆の選定から焙煎、同時粉砕まで一貫して行うことで、健康素材の風味を「隠す」のではなく「活かす」チョコレートを実現します。

「こんな素材をチョコレートに入れてみたい」 「本当に美味しい健康チョコレートを作りたい」

そんなご要望があれば、ぜひ一度ご相談ください。1〜2kgの試作から、あなたのアイデアを形にするお手伝いをいたします。


健康素材チョコレートOEMのご相談はこちら

まずは素材のアイデアをお聞かせください。Bean to Barだからできる可能性を、一緒に探っていきましょう。

ブログに戻る