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ビーントゥバー製法で独自性をつくるオリジナルチョコレートのOEM/ODM製造とは
フーズカカオ株式会社のビーントゥバー製法によるカスタムチョコOEM。お客様の選ぶカカオ豆、オリジナル素材でオリジナルのチョコレートレシピを実現します。独自のロースト、磨砕方法、副素材と形状をカスタマイズ可能。甘さや苦さだけじゃない完全オリジナルのチョコレートを小ロットからパッケージまで対応し納品します。
ビーントゥバー製法で独自性をつくるオリジナルチョコレートのOEM/ODM製造とは
フーズカカオ株式会社のビーントゥバー製法によるカスタムチョコOEM。お客様の選ぶカカオ豆、オリジナル素材でオリジナルのチョコレートレシピを実現します。独自のロースト、磨砕方法、副素材と形状をカスタマイズ可能。甘さや苦さだけじゃない完全オリジナルのチョコレートを小ロットからパッケージまで対応し納品します。
健康素材、ナチュラル素材を活用したプレミアムチョコレートOEM/ODM製造を実現
フーズカカオでは、健康志向のチョコレート製造OEMを提供しています。アミノ酸やビタミン、CBD、プロテイン素材、ナッツ類などの健康素材を用いた多様なチョコを開発します。カカオ豆と健康素材、ナチュラル素材を粉砕し、滑らかな生地作りも可能です。形状カスタマイズやパッケージデザインまでをお手伝いし健康と美味しさを融合した製品で食体験の向上を実現します。
健康素材、ナチュラル素材を活用したプレミアムチョコレートOEM/ODM製造を実現
フーズカカオでは、健康志向のチョコレート製造OEMを提供しています。アミノ酸やビタミン、CBD、プロテイン素材、ナッツ類などの健康素材を用いた多様なチョコを開発します。カカオ豆と健康素材、ナチュラル素材を粉砕し、滑らかな生地作りも可能です。形状カスタマイズやパッケージデザインまでをお手伝いし健康と美味しさを融合した製品で食体験の向上を実現します。
INDONESIA ENREKANG | インドネシア・エンレカン
【INDONESIA ENREKANG インドネシア・エンレカン】生産者 / サハルディン Saharuddin農園 / マレレ Malele famrers community産地 / エンレカン県 South Sulawesi Enrekang生産国 / インドネシア品種 / トリニタリオ種 S1, S2, 01, LOCAL精製方法 / ボックス法標高 / 約1,000m 世界第3位の世界屈指のカカオの生産量を誇るインドネシア。中でもスラウェシ島は国内の多くのカカオの生産量を担っているという。そんな南スラウェシ島北端に位置するエンレカン県は、標高1000m近い山々に囲まれ、多様な熱帯植物や生物が生息する自然豊かな土地だ。カカオの栽培としては標高は高めだが、昼夜の寒暖差によりカカオの実はゆっくりと成熟し、糖度の高いカカオを生産することができるといわれている。 一方で、エンレカン県を含む多くのインドネシアのカカオを生産する農家は複数の農作物を育てながらカカオを生産する小規模農家がほとんどだ。そのため1つずつの単一の農作物の品質が向上しにくい傾向にあり、国際的にもインドネシアのカカオの多くは低品質で、低価格という印象を受けているが、Whosecacaoは現地の農家の人たちとコミュニケーションを取りながら風味溢れる高品質なカカオを作っている。【世界屈指のカカオ生産国インドネシア】 インドネシアはコートジボワール、ガーナに次ぎ世界第3位の生産を誇り、高品質なカカオの栽培に適した環境を有している世界屈指のカカオ生産国だ。一方で世界屈指のカカオ生産国にも関わらず、そのポテンシャルを十分に発揮できておらず、またインドネシア産のカカオ豆は僅かしか日本に輸入されていないため、インドネシアのカカオの魅力を伝えきれずにいる。 インドネシアを含む多くの東南アジアのカカオ豆を生産している農家のほとんどは小規模農家であり、複数の農作物を育てていることが多く、1つずつの単一農作物の品質が向上しにくい傾向にある。そのためカカオ農家の人たちが香り豊かなカカオを作るために必要な工程である発酵のさせかたによって風味が大きく変化することを知らない点、もしくはその方法が確立できていない点や、高品質の良いカカオを作ったからといって高値で取引してもらえない点、そもそも取引相手がいないことが、これまで品質が向上しなかった理由としてある。言い換えればインドネシアのカカオは品質を上げる余地は大いにある。【カカオを生産するエンレカンの小規模農家たち】 スラウェシ島中央の山間部、コーヒーで有名なトラジャの空港から山道を40分ほど車に揺られた先に、本記事の舞台であるWhosecacaoが協働するカカオの産地「エンレカン県」にたどり着く。エンレカン県はスラウェシ島南西半島部に位置し、スラウェシ島最高峰「ランてマリオ山(3,478m)」の西方に位置し、1,000m近い標高の山々に囲まれた土地だ。通常のカカオ農園に比べ比較的標高の高いところで栽培されているが、昼夜の寒暖差により生産量は少ないながらも虫害が少なく、カカオの実はゆっくりと成熟し、糖度の高いカカオを安定して生産することができる。Whosecacaoではエンレカンの中でも熱意のある農家と協力し、エンレカンで新しい産業をつくるべく高品質のカカオを開発・生産をしている。 エンレカンでは40年ほど前からカカオの生産を行っている。カカオ農園の周辺にはドリアンやバナナ、松、チャンチン(香椿 )、ボルネオテツボク、白いチークなど多種多様な熱帯植物や生物が生息し、他のインドネシアのカカオ農家同様に複数の農作物を育てながらカカオを生産している小規模農家がほとんどだ。Whosecacaoが協働する農園でも多くの動植物が共存する森林の中にカカオの木が生え、カカオ以外にもコーヒー、クローブ、ドリアン、ココナッツなど様々な農作物を育て、それらを収穫し、麓の街で売りながら生計を立てている。多くのエンレカン県の農家にとって、このように穫った農作物がキャッシュフローとして早く回ることが重要だという。そのため高品質なカカオの生産を行うには発酵の固定は必要不可欠なのだが、エンレカンでは商品となるまでに時間を要する発酵を行わずに直接乾燥を行っていた。【発酵から生まれるカカオの個性】 発酵は時間も手間もかかるが、高品質で個性豊かな風味をつくるためには必要不可欠な工程だ。カカオはカカオポッドを収穫後、中から甘く白いパルプに包まれたカカオの種子を取り出し、糖が含まれたパルプは、イースト菌やバクテリアの働きで分解され、アルコールとなり、発酵が行われる。この発酵過程でカカオの種子の中の成分が変化し、カカオ豆の香りの成分が熟成される。どんなに農作物として質の高いカカオを栽培したとしても適切な発酵を行わなければせっかくのエンレカンでしか生まれない風味が台無しとなってしまう。 代表的な発酵方法としては大きく「ヒープ法」と「ボックス法」の2種類の方法がある。ヒープ法は伝統的な方法として、カカオの産地で容易に手に入るバナナの葉でカカオの種子を包んで発酵させる。多くのカカオ農園ではこの手法で発酵を行うのだが、気温の温度変化や気候、虫害などの外的要因の影響を受けやすく、安定した生産を行うことが難しい。もう1つは種子を木箱等にいれ発酵させる「ボックス法」があり、Whosecacaoではボックス法を農園で推奨している。ボックス法では雨や温度変化などの外的要因の影響を受けづらく、また温度計やPh計などのセンサーなども取り付けやすいため、発酵の管理を行えるため、安定して高品質なカカオを生産することができる。Whosecacaoではこれらの温度やpH値を定期的に測定しながら発酵を行い、発酵の進行を管理しながらカカオ豆を生産している。 カカオの発酵方法はまだ発展途上だ。例えばカカオの生産に似ているコーヒーの世界ではナチュラル製法、ウォッシュド製法、ハニープロセス、アナエロビック・ファーメンテーションなど、様々な発酵方法が生まれ、コーヒーの個性の幅が広がった。カカオの発酵方法はまだコーヒーなどに比べ、発展途上であり、カカオの発酵方法に関する資料もまだ少ない。言い換えれば、カカオはまだまだみたこともない味わいをつくることが可能であるだろうし、インドネシアらしい味わいをもっと発酵によって追求ができるはずだ。Whosecacaoではより高品質で、エンレカンだけしか作れないカカオの風味を生み出すために発酵に着目し、農家の人たちと様々な発酵方法を試している。 これまでエンレカンでは例え発酵を行ったとしても未発酵のものと買値があまり変わらなかった。そこでWhosecacaoではエンレカンのカカオの品質を上げつつも、農家の人たちと製造者/消費者の中間にしっかりと立ち、発酵させるための設備等の設備投資を行いながら、発酵の工程を行った高品質なカカオは未発酵のものより価格差を出している。結果として周辺のカカオ農家の人たちもおのずから発酵を行いはじめ、カカオに対する意識が変わりつつあり、またそんなエンレカンのカカオを様々な人たちに美味しいと感じてもらえることは、とても嬉しく思う。【生産者と製造者/消費者の架け橋として】 Whosecacaoがエンレカンと協働して今年で5年が経ち、ロンドンで行われるInternational Chocolate...
INDONESIA ENREKANG | インドネシア・エンレカン
【INDONESIA ENREKANG インドネシア・エンレカン】生産者 / サハルディン Saharuddin農園 / マレレ Malele famrers community産地 / エンレカン県 South Sulawesi Enrekang生産国 / インドネシア品種 / トリニタリオ種 S1, S2, 01, LOCAL精製方法 / ボックス法標高 / 約1,000m 世界第3位の世界屈指のカカオの生産量を誇るインドネシア。中でもスラウェシ島は国内の多くのカカオの生産量を担っているという。そんな南スラウェシ島北端に位置するエンレカン県は、標高1000m近い山々に囲まれ、多様な熱帯植物や生物が生息する自然豊かな土地だ。カカオの栽培としては標高は高めだが、昼夜の寒暖差によりカカオの実はゆっくりと成熟し、糖度の高いカカオを生産することができるといわれている。 一方で、エンレカン県を含む多くのインドネシアのカカオを生産する農家は複数の農作物を育てながらカカオを生産する小規模農家がほとんどだ。そのため1つずつの単一の農作物の品質が向上しにくい傾向にあり、国際的にもインドネシアのカカオの多くは低品質で、低価格という印象を受けているが、Whosecacaoは現地の農家の人たちとコミュニケーションを取りながら風味溢れる高品質なカカオを作っている。【世界屈指のカカオ生産国インドネシア】 インドネシアはコートジボワール、ガーナに次ぎ世界第3位の生産を誇り、高品質なカカオの栽培に適した環境を有している世界屈指のカカオ生産国だ。一方で世界屈指のカカオ生産国にも関わらず、そのポテンシャルを十分に発揮できておらず、またインドネシア産のカカオ豆は僅かしか日本に輸入されていないため、インドネシアのカカオの魅力を伝えきれずにいる。 インドネシアを含む多くの東南アジアのカカオ豆を生産している農家のほとんどは小規模農家であり、複数の農作物を育てていることが多く、1つずつの単一農作物の品質が向上しにくい傾向にある。そのためカカオ農家の人たちが香り豊かなカカオを作るために必要な工程である発酵のさせかたによって風味が大きく変化することを知らない点、もしくはその方法が確立できていない点や、高品質の良いカカオを作ったからといって高値で取引してもらえない点、そもそも取引相手がいないことが、これまで品質が向上しなかった理由としてある。言い換えればインドネシアのカカオは品質を上げる余地は大いにある。【カカオを生産するエンレカンの小規模農家たち】 スラウェシ島中央の山間部、コーヒーで有名なトラジャの空港から山道を40分ほど車に揺られた先に、本記事の舞台であるWhosecacaoが協働するカカオの産地「エンレカン県」にたどり着く。エンレカン県はスラウェシ島南西半島部に位置し、スラウェシ島最高峰「ランてマリオ山(3,478m)」の西方に位置し、1,000m近い標高の山々に囲まれた土地だ。通常のカカオ農園に比べ比較的標高の高いところで栽培されているが、昼夜の寒暖差により生産量は少ないながらも虫害が少なく、カカオの実はゆっくりと成熟し、糖度の高いカカオを安定して生産することができる。Whosecacaoではエンレカンの中でも熱意のある農家と協力し、エンレカンで新しい産業をつくるべく高品質のカカオを開発・生産をしている。 エンレカンでは40年ほど前からカカオの生産を行っている。カカオ農園の周辺にはドリアンやバナナ、松、チャンチン(香椿 )、ボルネオテツボク、白いチークなど多種多様な熱帯植物や生物が生息し、他のインドネシアのカカオ農家同様に複数の農作物を育てながらカカオを生産している小規模農家がほとんどだ。Whosecacaoが協働する農園でも多くの動植物が共存する森林の中にカカオの木が生え、カカオ以外にもコーヒー、クローブ、ドリアン、ココナッツなど様々な農作物を育て、それらを収穫し、麓の街で売りながら生計を立てている。多くのエンレカン県の農家にとって、このように穫った農作物がキャッシュフローとして早く回ることが重要だという。そのため高品質なカカオの生産を行うには発酵の固定は必要不可欠なのだが、エンレカンでは商品となるまでに時間を要する発酵を行わずに直接乾燥を行っていた。【発酵から生まれるカカオの個性】 発酵は時間も手間もかかるが、高品質で個性豊かな風味をつくるためには必要不可欠な工程だ。カカオはカカオポッドを収穫後、中から甘く白いパルプに包まれたカカオの種子を取り出し、糖が含まれたパルプは、イースト菌やバクテリアの働きで分解され、アルコールとなり、発酵が行われる。この発酵過程でカカオの種子の中の成分が変化し、カカオ豆の香りの成分が熟成される。どんなに農作物として質の高いカカオを栽培したとしても適切な発酵を行わなければせっかくのエンレカンでしか生まれない風味が台無しとなってしまう。 代表的な発酵方法としては大きく「ヒープ法」と「ボックス法」の2種類の方法がある。ヒープ法は伝統的な方法として、カカオの産地で容易に手に入るバナナの葉でカカオの種子を包んで発酵させる。多くのカカオ農園ではこの手法で発酵を行うのだが、気温の温度変化や気候、虫害などの外的要因の影響を受けやすく、安定した生産を行うことが難しい。もう1つは種子を木箱等にいれ発酵させる「ボックス法」があり、Whosecacaoではボックス法を農園で推奨している。ボックス法では雨や温度変化などの外的要因の影響を受けづらく、また温度計やPh計などのセンサーなども取り付けやすいため、発酵の管理を行えるため、安定して高品質なカカオを生産することができる。Whosecacaoではこれらの温度やpH値を定期的に測定しながら発酵を行い、発酵の進行を管理しながらカカオ豆を生産している。 カカオの発酵方法はまだ発展途上だ。例えばカカオの生産に似ているコーヒーの世界ではナチュラル製法、ウォッシュド製法、ハニープロセス、アナエロビック・ファーメンテーションなど、様々な発酵方法が生まれ、コーヒーの個性の幅が広がった。カカオの発酵方法はまだコーヒーなどに比べ、発展途上であり、カカオの発酵方法に関する資料もまだ少ない。言い換えれば、カカオはまだまだみたこともない味わいをつくることが可能であるだろうし、インドネシアらしい味わいをもっと発酵によって追求ができるはずだ。Whosecacaoではより高品質で、エンレカンだけしか作れないカカオの風味を生み出すために発酵に着目し、農家の人たちと様々な発酵方法を試している。 これまでエンレカンでは例え発酵を行ったとしても未発酵のものと買値があまり変わらなかった。そこでWhosecacaoではエンレカンのカカオの品質を上げつつも、農家の人たちと製造者/消費者の中間にしっかりと立ち、発酵させるための設備等の設備投資を行いながら、発酵の工程を行った高品質なカカオは未発酵のものより価格差を出している。結果として周辺のカカオ農家の人たちもおのずから発酵を行いはじめ、カカオに対する意識が変わりつつあり、またそんなエンレカンのカカオを様々な人たちに美味しいと感じてもらえることは、とても嬉しく思う。【生産者と製造者/消費者の架け橋として】 Whosecacaoがエンレカンと協働して今年で5年が経ち、ロンドンで行われるInternational Chocolate...
【INTERVIEW】LIGHT UP COFEE (川野優馬) 『 コーヒーとカカオの酸味...
吉祥寺と下北沢でスペシャルティコーヒー専門店を展開するLIGHT UP COFFEEでは、Whosecacaoのカカオを使った『カフェモカ』と『ガトーショコラ』の開発を行っている。 果実の種子であること、それらを発酵させること、焙煎すること、粉砕すること。意外にもカカオとコーヒーは多くの共通点をもっている。 本インタビュー記事ではLIGHT UP COFFEEを運営する川野優馬氏に、新商品『カフェモカ』と『ガトーショコラ』について、『コーヒー』の視点からみた『カカオ』について語っていただいた。 COLUMN【INTERVIEW】LIGHT UP COFEE (川野優馬)第1部 | コーヒーとカカオの酸味が重なる「カフェモカ」第2部 | コーヒーとカカオが歩み寄る「ガトーショコラ」 コーヒーとカカオの酸味が重なる『カフェモカ』 「コーヒー屋さんだから作れるカフェモカを作りたい」と、川野優馬はインタビューで語った。川野優馬は吉祥地と下北沢でスペシャルティーコーヒー専門店「LIGHT UP COFFEE」を運営するバリスタ兼焙煎家だ。川野が作ったカフェモカはこれまでのデザート感覚で飲むカフェモカとは異なり、ゆっくりとコーヒーを飲むようにシングルオリジンのコーヒーとカカオがもつ本来の香りを楽しむことができる。 優しい牛乳の中にナッツのような香ばしさ、フルーツのような爽やかな香りと酸味——。これまでの甘いカフェモカも好きだが、いままでぼくたちが飲んだカフェモカとは何だったのだろう、とも思わせる。 LIGHT UP COFEEで川野はシングルオリジンのコーヒーの特徴を最大限に引き出すために、まるでワインのように土地の個性が引き出されたコーヒーを生み出してきた。そこにWhoscacaoのカカオを使ったカフェモカは、コーヒーの個性をそのまま、もしくはそれ以上に引き出しているように思える。 カフェモカを通してコーヒーとカカオの関係性が今後どのように変わるのだろうか。インタビューを通して、その拠り所を探った。 — 川野さんはスペシャルティコーヒー専門店としてLIGHT UP COFFEEを運営していますが、今回カカオを使ってカフェモカを作ろう思った経緯を教えていただけますか? ぼくたちはスペシャルティコーヒー専門店としてLIGHT UP...
【INTERVIEW】LIGHT UP COFEE (川野優馬) 『 コーヒーとカカオの酸味...
吉祥寺と下北沢でスペシャルティコーヒー専門店を展開するLIGHT UP COFFEEでは、Whosecacaoのカカオを使った『カフェモカ』と『ガトーショコラ』の開発を行っている。 果実の種子であること、それらを発酵させること、焙煎すること、粉砕すること。意外にもカカオとコーヒーは多くの共通点をもっている。 本インタビュー記事ではLIGHT UP COFFEEを運営する川野優馬氏に、新商品『カフェモカ』と『ガトーショコラ』について、『コーヒー』の視点からみた『カカオ』について語っていただいた。 COLUMN【INTERVIEW】LIGHT UP COFEE (川野優馬)第1部 | コーヒーとカカオの酸味が重なる「カフェモカ」第2部 | コーヒーとカカオが歩み寄る「ガトーショコラ」 コーヒーとカカオの酸味が重なる『カフェモカ』 「コーヒー屋さんだから作れるカフェモカを作りたい」と、川野優馬はインタビューで語った。川野優馬は吉祥地と下北沢でスペシャルティーコーヒー専門店「LIGHT UP COFFEE」を運営するバリスタ兼焙煎家だ。川野が作ったカフェモカはこれまでのデザート感覚で飲むカフェモカとは異なり、ゆっくりとコーヒーを飲むようにシングルオリジンのコーヒーとカカオがもつ本来の香りを楽しむことができる。 優しい牛乳の中にナッツのような香ばしさ、フルーツのような爽やかな香りと酸味——。これまでの甘いカフェモカも好きだが、いままでぼくたちが飲んだカフェモカとは何だったのだろう、とも思わせる。 LIGHT UP COFEEで川野はシングルオリジンのコーヒーの特徴を最大限に引き出すために、まるでワインのように土地の個性が引き出されたコーヒーを生み出してきた。そこにWhoscacaoのカカオを使ったカフェモカは、コーヒーの個性をそのまま、もしくはそれ以上に引き出しているように思える。 カフェモカを通してコーヒーとカカオの関係性が今後どのように変わるのだろうか。インタビューを通して、その拠り所を探った。 — 川野さんはスペシャルティコーヒー専門店としてLIGHT UP COFFEEを運営していますが、今回カカオを使ってカフェモカを作ろう思った経緯を教えていただけますか? ぼくたちはスペシャルティコーヒー専門店としてLIGHT UP...
【INTERVIEW】LIGHT UP COFEE (川野優馬) 『 コーヒーとカカオが歩み...
吉祥寺と下北沢でスペシャルティコーヒー専門店を展開するLIGHT UP COFFEEでは、Whosecacaoのカカオを使った『カフェモカ』と『ガトーショコラ』の開発を行っている。 果実の種子であること、それらを発酵させること、焙煎すること、粉砕すること。意外にもカカオとコーヒーは多くの共通点をもっている。 本インタビュー記事ではLIGHT UP COFFEEを運営する川野優馬氏に、新商品『カフェモカ』と『ガトーショコラ』について、『コーヒー』の視点からみた『カカオ』について語っていただいた。 COLUMN【INTERVIEW】LIGHT UP COFEE (川野優馬)第1部 | コーヒーとカカオの酸味が重なる「カフェモカ」第2部 | コーヒーとカカオが歩み寄る「ガトーショコラ」 コーヒーとカカオが歩み寄る『ガトーショコラ』 生産地、精製/製造方法など、カカオとコーヒーには多くの共通点をもっている。違いを述べるとすれば、それらの最終的な提供のカタチが液体(コーヒー)か固体(チョコレート)という点だろうか。もしコーヒーの専門家『バリスタ』が『カカオ』を素材として向き合った時、どのようなものができるだろうか。 LIGHT UP COFFEEを運営する川野はWhosecacacaoのインドネシア・エンレカン県産のカカオを使って『ガトーショコラ』をつくった。世の中に多く出ているガトーショコラは濃厚な甘い味わいのものが多く、それに合わせるコーヒーは負けないぐらい強い味わい、コク、苦味をもった深煎りのコーヒーだ。もちろん、ショコラの濃厚な甘味とコーヒーの強い苦味のギャップは味覚を刺激し、美味しい。 しかしLIGHT UP COFFEEが提供する浅煎りで繊細な味わいのコーヒーと濃厚な甘さをもつショコラを合わせた時にコーヒーの味わいが負けてしまう。そこで川野は浅煎りのコーヒーと合わせやすい軽やかで、爽やかなガトーショコラをつくることにした。 今回LIGHT UP COFFEEが考えたガトーショコラはコーヒー業界とカカオの業界において、どのような可能性を引き出し、そしてどのように歩みよることができるのだろうか。 — スペシャルティコーヒー専門店のバリスタがコーヒーのような液体の商品ではなく、固体の商品を作るのは少しハードルの高いことだと思いますが、今回の『ガトーショコラ』を作るに至った経緯を教えてください。 実はガトーショコラは去年のバレンタインから始めました。コロナの影響で店頭が穏やかになりましたが、有難いことに色々な方にオンラインでコーヒー豆を買っていただいて。なので店頭を盛り上げていくというよりは、需要が高まっているオンラインでもコーヒーの魅力にもっと気がつくような商品を作りたいと思ったのがきっかけです。 でもそれでコーヒー豆の種類を増やしたところで、豆を買って貰える量は変わらないので、コーヒーと合わせる商品を作ろうと。購入したいただいた方にコーヒーの楽しい体験がより広がる商品を作ることにより、より一層コーヒーの魅力に気がついてくれるのではないかと思いました。そう思った時に最初に作ったのがWhosecacaoのカカオ豆を使った「ガトーショコラ」でした。...
【INTERVIEW】LIGHT UP COFEE (川野優馬) 『 コーヒーとカカオが歩み...
吉祥寺と下北沢でスペシャルティコーヒー専門店を展開するLIGHT UP COFFEEでは、Whosecacaoのカカオを使った『カフェモカ』と『ガトーショコラ』の開発を行っている。 果実の種子であること、それらを発酵させること、焙煎すること、粉砕すること。意外にもカカオとコーヒーは多くの共通点をもっている。 本インタビュー記事ではLIGHT UP COFFEEを運営する川野優馬氏に、新商品『カフェモカ』と『ガトーショコラ』について、『コーヒー』の視点からみた『カカオ』について語っていただいた。 COLUMN【INTERVIEW】LIGHT UP COFEE (川野優馬)第1部 | コーヒーとカカオの酸味が重なる「カフェモカ」第2部 | コーヒーとカカオが歩み寄る「ガトーショコラ」 コーヒーとカカオが歩み寄る『ガトーショコラ』 生産地、精製/製造方法など、カカオとコーヒーには多くの共通点をもっている。違いを述べるとすれば、それらの最終的な提供のカタチが液体(コーヒー)か固体(チョコレート)という点だろうか。もしコーヒーの専門家『バリスタ』が『カカオ』を素材として向き合った時、どのようなものができるだろうか。 LIGHT UP COFFEEを運営する川野はWhosecacacaoのインドネシア・エンレカン県産のカカオを使って『ガトーショコラ』をつくった。世の中に多く出ているガトーショコラは濃厚な甘い味わいのものが多く、それに合わせるコーヒーは負けないぐらい強い味わい、コク、苦味をもった深煎りのコーヒーだ。もちろん、ショコラの濃厚な甘味とコーヒーの強い苦味のギャップは味覚を刺激し、美味しい。 しかしLIGHT UP COFFEEが提供する浅煎りで繊細な味わいのコーヒーと濃厚な甘さをもつショコラを合わせた時にコーヒーの味わいが負けてしまう。そこで川野は浅煎りのコーヒーと合わせやすい軽やかで、爽やかなガトーショコラをつくることにした。 今回LIGHT UP COFFEEが考えたガトーショコラはコーヒー業界とカカオの業界において、どのような可能性を引き出し、そしてどのように歩みよることができるのだろうか。 — スペシャルティコーヒー専門店のバリスタがコーヒーのような液体の商品ではなく、固体の商品を作るのは少しハードルの高いことだと思いますが、今回の『ガトーショコラ』を作るに至った経緯を教えてください。 実はガトーショコラは去年のバレンタインから始めました。コロナの影響で店頭が穏やかになりましたが、有難いことに色々な方にオンラインでコーヒー豆を買っていただいて。なので店頭を盛り上げていくというよりは、需要が高まっているオンラインでもコーヒーの魅力にもっと気がつくような商品を作りたいと思ったのがきっかけです。 でもそれでコーヒー豆の種類を増やしたところで、豆を買って貰える量は変わらないので、コーヒーと合わせる商品を作ろうと。購入したいただいた方にコーヒーの楽しい体験がより広がる商品を作ることにより、より一層コーヒーの魅力に気がついてくれるのではないかと思いました。そう思った時に最初に作ったのがWhosecacaoのカカオ豆を使った「ガトーショコラ」でした。...
【お知らせ】カカオブラウニー「brittle box」をギフトに使いやすくリニューアルしました。
この度CROKKAでカジュアルギフトとして展開していましたbrittle box(8枚入り)を、よりカジュアルにギフトとしてお求めやすくリニューアルを実施いたしました。
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