3月14日のホワイトデーは、バレンタインと並ぶチョコレートギフトの大きな機会です。法人のお返しギフト、店舗の季節商品、ECの限定セットなど、オリジナルチョコレートを用意したいと考える方も多いはずです。
ただし、ホワイトデー向けのOEMには、バレンタインにはない注意点があります。それは、準備期間がチョコレート工場の一年でいちばん忙しい時期と重なることです。
この記事では、カカオ豆からチョコレートをつくるWHOSE CACAO(フーズカカオ)が、ホワイトデー向けOEMをどう逆算して進めればよいかを解説します。
ホワイトデーOEMの難しさは「バレンタインの影」にある
多くのチョコレート工場では、12月から1月にかけてバレンタイン向けの製造が集中します。WHOSE CACAOでも、バレンタイン向けの商品は11月までに試作を終え、12月から1月に製造するスケジュールをおすすめしています。
ホワイトデー向けの商品は、このバレンタインの製造が終わった直後に製造することになります。つまり、試作や仕様の検討を、バレンタインの繁忙期より前に済ませておくのが理想です。年が明けてから相談を始めると、試作の時間も製造枠も確保しにくくなります。
おすすめの逆算スケジュール
| 時期 | やっておきたいこと |
|---|---|
| 10月〜11月 | 商品の要件をまとめてOEM先に相談。1回目の試作をなるべく早く行い、パッケージの準備も並行して始める |
| 12月 | 試作を重ねて仕様を確定。食品表示の内容も確定させる |
| 1月〜2月 | パッケージ資材の納品を待ちつつ、製造枠を確保。2月に製造・検品 |
| 3月上旬 | 納品・販売開始 |
実際の期間は、数量やレシピ、パッケージの仕様によって変わります。目安として、年内に仕様を固めておけば、余裕をもってホワイトデーに間に合わせやすくなります。
時間がかかりやすいポイント
試作は1回で決まらない
オリジナルチョコレートの試作は、1回目で理想通りになることはあまりありません。2回目、3回目と調整を重ねることで、ようやく安心して「これで行こう」と言える仕上がりになります。だからこそ、1回目の試作はできるだけ早く行うことが大切です。
パッケージは1〜2ヶ月かかることも
オリジナル印刷の箱や個包装は、デザインから納品までに1〜2ヶ月かかることがあります。WHOSE CACAOではパッケージのデザイン制作は行っていませんが、理想とするパッケージのイメージを共有いただければ、それに合わせたサイズや形でチョコレートを設計できます。
こだわりの原材料は調達の時間も見込む
特定の産地のカカオや地域の特産品などを使う場合は、原材料の調達や、安定して供給してくれる仕入れ先を探す時間もスケジュールに組み込んでおきましょう。
バレンタインとホワイトデーをまとめて企画するという選択肢
バレンタインとホワイトデーの両方で商品を出す場合は、同じ時期にまとめて企画・試作するのも効率的です。たとえば、同じカカオを使って、バレンタインはビターなタブレット、ホワイトデーはミルク感のあるボンボンにするなど、シリーズとして設計できます。試作や食品表示の確認も一度にまとめられるため、全体の手間を減らせます。
WHOSE CACAOのチョコレートOEM
WHOSE CACAOでは、インドネシア・エンレカン県をはじめとするスペシャルティカカオを使い、カカオ豆からチョコレートをつくるBean to Barの製法でOEM・ODMをお受けしています。小ロットの試作からご相談いただけますので、要件が固まっていない段階でもお気軽にお問い合わせください。
まとめ
- ホワイトデー向けの製造は、バレンタインの繁忙期の直後になる
- 試作や仕様の検討は、バレンタインの繁忙期より前の年内に済ませるのが理想
- 試作の往復、パッケージ、原材料の調達には時間がかかる
- バレンタインとホワイトデーをまとめて企画すると効率的