素材とお菓子の開発拠点「カカオ加工ラボ」を東京都世田谷区に開設

素材とお菓子の開発拠点「カカオ加工ラボ」を東京都世田谷区に開設

フーズカカオ株式会社は、カカオ製品の研究開発、Bean to Barスタイルのクーベルチュール開発、カカオ菓子、チョコレート菓子をつくりたい企業向けに商品開発、OEM製造委託ができる、国内初となる「Bean to Barスタイルの1次加工工場、カカオ加工ラボ」を立ち上げることを発表します。

▼カカオ加工ラボ サービスページ
https://whosecacao.com/pages/labo

 

 

<設立の背景>

数年前より日本国内のみならず世界的にカカオ豆から板チョコレートまで一貫して加工するBean to Barスタイルでチョコレート製造を行う事業者の数は右肩上りで増えています。

一方で、Bean to Barスタイルの製品の多くは、カカオ豆の調達コストや設備投資、製造コストが高く、流通させることが難しく、チョコレートの消費者に幅広く商品が届かない状況が続いていました。弊社自身もカカオ豆を輸入し、それを自社で加工した商品を提供しようとしたときにカカオ豆の加工を請け負ってくれる事業者さんがおらず大変困りました。

「Bean to Barスタイルは利益が出ない」
「カカオ豆の加工のノウハウをもっと蓄積したい」
「カカオ豆の加工からはやれないが、Bean to Barの素材を使いたい」
「もっとカカオ農園に足を運びたい」

といった多くの声をいただき、今回、素材調達は一括でフーズカカオが行い、生産性の高い機材を活用することでチョコレートや菓子を製造する二次加工メーカーの手に届く価格と量を実現し、Bean to Barスタイルの商品が世の中に普及するきっかけとなるよう工房を立ち上げます。

 

<カカオ加工ラボでできること>

 

<今後の活動見込み>

今回の工房での製造量は月産最大3トンを見込んでおります。今後はより生産性の高い機械の導入と製造オペレーションの構築、カカオ豆調達量の拡大による輸送コストの削減など、各ポイントでの中間コストを削減することで、より広範囲にBean to Barの文化が定着する活動を実施してまいります。

<インフォメーション>

▼カカオ加工ラボ サービスページ
https://whosecacao.com/pages/labo

▼お問い合わせ(担当:フーズカカオ株式会社 渡辺 福村)
https://whosecacao.com/pages/inquiry

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